AquaLux · 265nm UVC LED

スマートUVC水質殺菌システム
Hyper Flux UVC740 /265nm

265nm UVC Ø46×744mm AI TOC/UVT

Hyper Flux™ UVC 740 は、非加熱の 265nm UVC 物理殺菌に適応型線量制御と AI 仮想センシング(TOC/UVT)を組み合わせ、プロセス水質を安定させながら省エネ・炭素削減効果を定量化。半導体、AI 液冷、養殖、製薬など高水準な現場に対応します。

次世代の産業用水処理システム

Hyper Flux™ UVC 740 は、高性能なUVC殺菌技術とリアルタイムのデジタルモニタリングを融合した、次世代の水質管理システムです。直径46mm×全長744mm、265nmのUVCリアクター1台で、標準照射量479.2mJ/cm²、ブースト時584.6mJ/cm²(3台直列接続時は最大1,753.8mJ/cm²)を実現します。さらに、AIによる仮想センシング技術を搭載し、水中のTOC・UVTの変化や石英スリーブの汚れをリアルタイムで検知。水質の変動を常時監視し、安定したプロセス管理をサポートします。

当社は、台湾で培った高出力フォトニクス技術と組込み制御技術を活かし、循環水の殺菌システムを開発しています。非加熱方式のUVC殺菌技術により、省エネルギー化と安定した殺菌性能を両立。企業の脱炭素経営やESGへの取り組みを支援します。

半導体超純水、AI データセンター液冷 CDU のバイオフィルム抑制から、RAS 養殖、製薬 WFI、グリーン水素電解槽の給水まで。モジュラーハードウェア、Hyper Flux 監視プラットフォーム、24/7 クラウド診断により、水処理をブラックボックスから追跡可能なデータ資産へ進化させます。

Hyper Flux UVC 740 リアクター模式図
Hyper Flux™ UVC 740 石英チャンバー · 265nm 照射 · リアルタイムセンシングループ

マーカーまたは下のタグをクリックし、各モジュールを確認できます。

265nm UVC LED 波長
1,753.8 mJ/cm² 最大積算線量(3S)
744mm 反応槽長

省エネルギーと脱炭素を実現する UV 水処理システム

ネットゼロ志向のスマート UV 水処理。高い殺菌性能を維持しながら、センサーによるフィードバック制御と出力の自動最適化を実現。省エネルギーと CO₂ 排出量の削減を両立するスマート UV 水処理システムです。

50%+ エネルギー消費を削減
≥4-log 99.99%以上の
殺菌性能
±3% 現地校正後の
UV照射量制御精度
5–35 処理流量
(1台あたり)
出水口 CFD 粒子軌跡模擬
流体シミュレーション(CFD)

出口流速場の解析

Particle Traceにより、チャンバー内の螺旋流と出口加速域(0~2 m/s)を可視化し、滞留時間分布と線量均一性の検証に活用しています。

シミュレーション出典:SimScale

出水口停留時間分佈直方圖
滞留時間分布(RTD)

出口滞留時間分布の解析

Integration Time のヒストグラムでは、滞留時間が約 1.9~2.1(ピーク約 1.95)の範囲に集中しています。狭いピークは、流路と滞留の一貫性を示し、線量の均一性検証に適した入力データとなります。

シミュレーション出典:ParaView

腔體截面輻照度分佈模擬
光学シミュレーション・照度

チャンバー断面照度分布

Receiver 断面の照度 (W/cm²)は、長さ方向で 0.432~0.441 を維持し、径方向は中心から壁面に向かって減衰します。上記の RTD と組み合わせることで、異なる滞留時間における線量積算の均一性を検証できます。

  • チャンバーサイズ:φ46 × 744 mm
  • 水質条件:UVT を 100% に設定

Hyper Flux の全反射光学設計が、エネルギーを最大限に活かします

一般的な製品では、光が伝達途中で漏れたり拡散したりし、到達前に大半が失われてしまいます。Hyper Flux は「全反射」の原理で光学構造を設計し、内部で反射を繰り返しながら前進させることで、損失を最小限に抑え、ゼロに近づけます。同じエネルギーでも、距離に関係なく、より高い効率で照射エネルギーを届けます。これは、明るさだけでなく、光の極限利用を実現するテクノロジーです。

シミュレーション出典:Keysight

高出力機器の放熱フィンとヒートパイプの模式
光効率・熱管理

光利用効率の向上と熱負荷の低減

高効率ヒートパイプ冷却を採用し、UVC光源から発生する熱を効率的に放熱。光源モジュールを適正温度に保つことで、安定した照射性能と高い変換効率を維持します。

リアルタイム UV 線量制御

流量および UV 強度をリアルタイムで監視し、フィードバック制御により照射出力を自動で最適化。常に目標 UV 線量を維持し、安定した殺菌性能を実現します。さらに、Eco/Normal/Boost の各運転モードにより、処理条件に応じて最適な出力で運転。過剰照射や照射不足を抑え、省エネルギーと高い処理品質を両立します。

マルチセンサーによる閉ループ監視

流量、UV 強度、出力、累積処理水量、消費電力量、アラーム履歴などの運転データを一元管理。設備の稼働状況をリアルタイムで可視化し、予知保全や設備管理、DCIM との連携を支えるトレーサビリティを提供します。

省エネルギー・CO₂削減効果の見える化

非加熱方式のUVC 殺菌により、加熱・保温工程を不要とし、冷却負荷を低減。処理水量当たりの消費電力量や省エネルギー率、年間電力削減量、CO₂排出削減量を自動算出し、ESG 経営やカーボンニュートラルへの取り組みを支援します。

モジュール設計による短期間導入

既設配管へのバイパス接続またはインライン接続に対応し、流量・配管径・設置スペースに合わせた柔軟なシステム構成が可能です。バイオラボから商業用冷却水設備、データセンター液冷システムまで幅広い用途に対応。標準モジュールの採用により、設計・施工期間の短縮を実現します。

従来手法の課題

  • 加熱殺菌:昇温・保温・冷却工程が必要となり、エネルギー消費が増加
  • 固定出力 UV:低流量時でも一定出力で運転するため、エネルギー効率が低下
  • 薬剤殺菌:薬剤の調達・保管・補充に加え、残留薬剤や排水管理が必要
  • 運転データ管理:データの一元管理が難しく、省エネルギー効果やCO₂削減効果、トレーサビリティの把握が困難

Hyper Flux™ のアプローチ

  • 265nm UVC LEDによる非加熱殺菌で、低温プロセスを実現
  • 流量とUV強度をリアルタイムに監視し、フィードバック制御により最適なUV線量を維持
  • 薬剤を使用しない物理殺菌方式により、水質特性を維持しながら安全に処理
  • Hyper Flux™ プラットフォームがUV線量、消費電力、運転履歴、アラーム情報を一元管理し、設備監視・予知保全・ESG対応を支援

多様な用途に対応するUV水処理プラットフォーム

AIデータセンターの液冷設備、畜産用飲料水、半導体向け超純水(UPW)、各種プロセス水まで。265nm UVC 技術により、多様な産業分野における水質管理・殺菌・運転データのトレーサビリティを実現します。

AI クラウドデータセンターの液冷・排水用途イメージ
AIデータセンター向け循環冷却水・排水処理

排水管理の信頼性向上に貢献

AIデータセンターでは、循環冷却水や排水における微生物の増殖や配管内バイオフィルムの形成が、水質悪化や設備性能の低下につながる場合があります。Hyper Flux™ UVC 740は、265nm UVCによる連続殺菌により細菌を不活化し、バイオフィルムの形成を抑制。排水品質を維持するとともに、運転データや殺菌履歴を記録し、第三者監査や環境コンプライアンスへの対応を支援します。また、Ethernetによるネットワーク接続に対応し、複数のPDUを統合管理。冗長性を考慮したシステム構成により、高い信頼性と安定した運用を実現します。

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豚・鶏飼養の飲水バイオセキュリティ用途イメージ
畜産農場|飲み水のバイオセキュリティ対策

飲料水の衛生管理が、農場全体の生産性を支えます。

ASF(アフリカ豚熱)や PRRS、HPAI(高病原性鳥インフルエンザ)、サルモネラ菌などの感染症は、飲料水設備の衛生状態が感染リスクに影響する要因の一つです。特に給水配管内に形成されるバイオフィルムは、病原微生物の温床となるだけでなく、消毒効果の低下を招く要因にもなります。HyperFlux UVC 740 は、265nm UVC LED による連続殺菌により、給水ライン内の微生物を低減するとともに、バイオフィルムの形成を抑制します。薬剤を使用しない物理殺菌方式のため、水質や嗜好性への影響が少なく、化学物質の残留もありません。さらに、運転データや殺菌履歴を記録・管理できるため、衛生管理の可視化とトレーサビリティの向上を実現します。安定した飲料水品質の維持を通じて、家畜・家禽の健康管理と生産性向上を支援します。

半導体 UPW 分配ループ用途イメージ
半導体プロセス用水・排水|UPW循環ライン

UPW品質の維持が、製造ラインの安定稼働を支えます。

超純水(UPW)循環ラインでは、Ralstonia をはじめとする微生物が配管内にバイオフィルムを形成することがあります。バイオフィルムが剥離するとTOC値の上昇や粒子汚染を引き起こし、製品品質への影響や製造ライン停止の要因となる場合があります。HyperFlux UVC 740 は、265nm UVC LED による連続照射により、循環ライン内の微生物増殖を抑制し、バイオフィルム形成リスクの低減に貢献します。フィルターでは対応が難しい微生物管理を補完し、UPW品質の維持を支援します。さらに、UV 照射量や運転状態をリアルタイムで監視・記録することで、殺菌状態の可視化とトレーサビリティを実現。安定した TOC 管理を通じて、製造ラインの安定稼働と品質管理体制の強化に貢献します。

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高単価 RAS 養殖用途イメージ
高付加価値水産養殖|RAS(循環式養殖システム)

安定した水質管理が、高品質な養殖を支えます。

陸上RAS(循環式養殖システム)では、水質の変動が魚体の健康状態や成長、製品品質に大きく影響します。ISA(伝染性サケ貧血)やSAV(サケ膵臓病ウイルス)などの病原体に加え、2-MIBやジオスミンなどの臭気成分は、歩留まりや出荷品質に影響を及ぼす要因となります。HyperFlux UVC 740 は、265nm UVC LED による連続殺菌により、水中の微生物管理を支援するとともに、オゾン処理との組み合わせにより、臭気成分の低減や浄化工程(Depuration)の効率向上に貢献します。これにより、安定した水質維持と製品品質の向上をサポートします。また、サケ養殖に加え、エビ養殖における EHP や、コイ養殖における KHV など、多様な養殖用途への適用が可能です。薬剤を使用しない物理殺菌方式のため、化学物質の残留を抑えながら、水産養殖に求められる衛生管理と安定運用を支援します。

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冷却塔のレジオネラ対策用途イメージ
冷却塔循環水|レジオネラ対策

必要線量約10mJ/cm² に対し、約50倍の照射余裕。

冷却塔は、レジオネラ属菌の適切な管理が求められる設備です。HyperFlux UVC740 は、265nmのUV-Cを連続照射し、菌の不活化と配管内のバイオフィルム形成を抑制します。4-log(99.99%)不活化に必要な線量は約10mJ/cm²。標準運転時は 479.2mJ/cm²、水質悪化時には最大 584.6mJ/cm² まで自動増強し、安定した殺菌性能を維持します。照射線量や運転データは改ざん耐性を備えた形で記録・保存され、監査や設備管理に必要なエビデンスとして活用できます。

乳牛飼養の清潔飲水用途イメージ
乳牛飼養|飲水衛生管理

牛群の健康は、毎日の飲水管理から。

乳牛は大量の水を摂取するため、給水設備内のバイオフィルムや病原菌の管理が重要です。HyperFlux UVC740 は、265nm の UV-C を連続照射し、飲水中の病原菌を不活化するとともに、配管内のバイオフィルム形成を抑制します。薬剤を使用しないため、水の嗜好性や乳製品への影響がなく、運転記録は品質管理や監査のエビデンスとしても活用できます。

注射液 PW/cold WFI 製薬水系用途イメージ
注射用水(PW/Cold WFI)|製薬用水システム

オゾン管理とバイオフィルム対策を、1台で。

PW および Cold WFI では、オゾンによる衛生管理が広く採用されていますが、使用時には残留オゾンの確実な分解が求められます。HyperFlux UVC740 は、265nm の UV-C により残留オゾンを効率的に分解するとともに、配管内のバイオフィルム形成を抑制します。※エンドトキシン除去を目的とした UF の代替ではありません。照射線量や運転データは継続的に記録・保存され、GMP における品質管理や監査対応を支えるエビデンスとして活用できます。

クラフト酒造のプロセス水・CIP 用途イメージ
クラフト酒造|プロセス水・CIP

水の品質が、製品本来の風味を守る。

クラフトビールや蒸留酒では、プロセス水やCIP用水の衛生管理が品質の安定に直結します。HyperFlux UVC740は、265nmのUV-Cを連続照射し、雑菌を不活化するとともに、配管内のバイオフィルム形成を抑制します。さらに、クロラミンを分解することで、クロロフェノール由来のオフフレーバー発生リスクを低減。薬剤を使用しないため、化学物質が水中に残留せず、原料本来の香りや味わいを損なうことなく、安定した製品品質を支えます。処理対象はプロセス水・CIP用水のみで、麦汁 (Wort) や果醪 (Must) へ直接照射しないため、醸造工程や風味への影響はありません。

2つのコアソリューション

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Hyper Flux™ UVC 740 水殺菌システム

  • 波長 265nm UVC LED、無水銀、環境コンプライアンス対応
  • 単体線量:標準 479.2/ブースト 584.6 mJ/cm²;3S 直列の最大積算 1,753.8
  • 槽 Ø46×744 mm;流量 5–35 L/min;NP3S(PDU あたり最大 3 直列)拡張
  • 殺菌性能 ≥4-log(99.99%)、USEPA UVDGM 2006 準拠
  • 線量精度:工場出荷 ±15%、現地校正後 ±3%;Eco/Normal/Boost モード
  • 内蔵センサーが水質健全度を DCIM / 中央監視へリアルタイム送信

リアルタイム水質テレメトリコンソール

  • リアルタイムテレメトリ:UVT、線量、流量、水温、電力量、LED 順方向電圧トレンド
  • 適応型 UV 出力:流量と強度フィードバックで動的調整し、固定出力の過供給を低減
  • PDU ネットワークトポロジ管理(直列 / 並列の線量集約ロジック)
  • 省エネ率、年間節電量、炭素削減量の推計(ESG・ネットゼロ開示対応)
  • 石英窓汚れ診断、システム警報、Eco / Normal / Boost モード
  • 30 / 60 / 90 日トレンドチャートと追跡可能な CSV 証拠エクスポート
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Hyper Flux Suite 監控平台畫面

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